育毛剤の中でも断トツに高いDeeper3Dは何ですが、
果たして、本当に13,800円分のいい成分を配合しているのか調べてみました。
Deeper3Dの魅力とは
Deeper3Dの魅力は何といっても、成長因子が8種類も配合されているところ。
他の育毛剤には成長因子すら配合されていません。
と言うか、高価な成分なので価格に見合わず配合できないというのもあります。
では、どんな8種類の成長因子を配合しているのか見ていきます。
発毛を促す必須な成長因子。FGF-7(KGF)
Deeper3DにはFGF-7が配合されています。
FGF-7は、発毛促進因子と言われるほど発毛には欠かせない成長因子で、これがないと、髪の毛が伸びません。
伸びにくいとかではなく、全く成長しないんです。
関連ページ
発毛がないのは成長因子不足が原因!!薄毛に必須な成長因子とは?
上記の関連ページにも書いているのですが、薄毛の人はこのFGF-7が減少しているという研究結果があります。
FGF-7を補給することによって、発毛を促すことが可能になるんですね。
栄養をさらに増やす成長因子。FGF-1
FGF-1は、FGF-7と同じFGFグループの一つ。
同じFGFグループでも、性質は全く異なります。
FGF-7は発毛促進因子ですが、FGF-1は血管新生作用のある成長因子です。
血管新生作用とは??
血管新生作用とは、既存の血管を枝分かれさせたり、今まで存在しなかった箇所に血管を新たに作りだすという作用になります。
Deeper3Dには配合されていませんが、VEGF成長因子も同じ血管新生作用を持ちます。
ただ、VEGFよりFGF-1の方が血管新生作用は高いとされています。
FGF1とFGF2は血管内皮細胞の増殖促進と筒状構造への組織化、すなわち血管新生(既存の血管系からの新しい血管の成長)を促進する重要な機能を持ち、その効果は血管内皮細胞増殖因子(VEGF)や血小板由来成長因子(PDGF)などの血管形成因子よりも高いとされている。
ちなみにチャップアップやBUBUKAにはこのVEGFの分泌を促すM-034という成分が配合されています。
FGF-1は、髪の毛への栄養を今まで以上に増やすことで太く健康的な髪へと導いてくれるんですね。
FGF-7の分泌を増やし、成長期を延長させるIGF
IGFは聞いたことがある方も多いはず。
別名インスリン成長因子。
IGFには、発毛促進因子FGF-7の分泌量を増やし、脱毛症によって短縮された髪の成長期を伸ばしてくれる性質があります。
IGFはFGF–7の分泌に欠かせないもので、睡眠によって分泌させる成長ホルモンが肝臓で代謝されて生成させる成長因子。
睡眠 → 成長ホルモン → IGF → FGF-7という流れになります。
なので、本当に睡眠って大事なんですね。
若い内から夜更かしばかりしていたり、タバコから吸っていると、成長ホルモンの分泌が減少し、IGFも減少、そしてFGF-7も減少し、成長が脅かされるということなんですね。
10代~20代の若年性の薄毛はこういったとこから来ているのかもしれません。
IGFの分泌を促す成長ホルモンは年齢によってどんどん減少していきます。
残念ながら、これは事実。逆らうことはできません。
なので、今後如何に減少を遅らせることができるかが、重要になってくるでしょう。
ちゃんと寝るときは寝ましょう。
プロテオグリカン
プロテオグリカンは、成長因子EGF様作用を持つ成分。様作用というのは「似た作用」という意味合いです。
効果としてはほぼ同等と言われています。
EGFとは、火傷や傷などを負った肌の再生医療、皮膚移植、角膜切開による傷の回復促進として研究されていた成分です。新しい細胞をつくったり増やしたり、また正常に働くために調節する作用があります。
EGFは年齢と共に減少していき、40歳ではピーク時の約3分の1程度になってしまうと言われています。25歳頃までは、肌のターンオーバーが4週間ほどで、若々しさを保てていたのですが、25歳を過ぎると6週間ほどまで伸びてしまい、新陳代謝や皮膚細胞の再生機能が落ち、皮膚の老化現象が進行していきます。
これは頭皮にも言えることで、頭皮が弱くなったり、皮膚炎などが治りにくくなったりと髪の発育に影響を及ぼしてしまうと言うことなんです。
EGFは主に顔用化粧品(EGF配合化粧品)として注目されていたのですが、最近になって頭皮にも良いとされ、配合されるようになりました。
ただ、EGFが薄毛を改善するわけではなく、
改善しやすい頭皮環境をつくるという関係性になるんですね。
具体的には・・・
- 皮膚のターンオーバーを促進させる
- 血流をよくし、コラーゲンの蓄積を促す働きがあります。
- ヒアルロン酸に匹敵するほどの、保湿力
などなど。
ちなみに、頭皮に炎症が起きると、脱毛が起きると言うのは、リアップの販売元である大正製薬の研究論文に記載されています。
(男性型脱毛症の方のほとんどが、頭皮や毛穴に炎症を起こしている)
円形脱毛症も『慢性的な毛穴の炎症』と言われているように、頭皮を健康状態に保つのは脱毛を防ぐうえで、とても大事なことなんですね。
ホンマでっかTVで『生えた』馬プラセンタ
プラセンタは美容成分として有名ですよね。
加齢によるさまざまな老化減少を防ぐ効果があると言われていますが、頭皮にもいいとされているんです。
あの、ホンマでっかTVでも紹介されたほど
プラセンタにも種類がある
Deeper3Dには「馬プラセンタ」が含まれていますが、プラセンタには種類があります。
種類によっては、性質も違い育毛作用の高さにも違いが出てきます。
原料名 | 効果 | 価格 |
馬 | 高い | 高い |
豚 | 普通 | 安い |
羊 | 高い | 普通 |
植物 | 低い | 普通 |
人 | 高い | 高い |
馬プラセンタのほうが高級なんですが、やはり高級な分育毛効果も高いんです。
プラセンタの具体的な作用
現段階では詳しいことは不明。
判明しているのは、微量のEGFやFGFなど数種類の「成長因子」が含まれているという事。
Deeper3Dには、すでにFGFもEGFはありますが、馬プラセンタでさらに成長因子がプラスされるということになります。
毛母細胞の生成、白髪防止プロヘアリンβ4
毛包内のバルジ領域(下図参照)と言われる部分を活性化し、毛包幹細胞の生成を促す作用があります。
毛包幹細胞とは、のちに毛母細胞になる細胞のことで。
毛母細胞は髪の種。
毛包幹細胞の生成を促せば、必然的に毛母細胞の量も増えると言うことになる。
髪の素となる種が増えるので、必然的に髪の密度の強化、太く長く伸ばすということが可能になる。
白髪を防ぐ色素幹細胞
バルジ領域にある、髪の毛の色素を生み出す色素幹細胞(上記図)もあるので、プロヘアリンβでバルジ領域を活性化させると、白髪を防ぐ効果も期待できる。
プロヘアリンβ4には髪を強化・白髪の防止作用があると言うことになります。
血管を増やす作用リジュリン
リジュリンはDeeper3Dに配合されている、FGF-1の生成を促す作用があると言われています。
FGF-1の作用に関しては、下記をご参照ください。
キャピキシルに含まれるアセチルテトラペプチド-3
Deeper3Dにはキャピキシルという、合成成分が配合してます。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、キャピキシルは男性ホルモンを強力に抑制することで有名です。
そのキャピキシルは成長因子とレッドクローバーエキスを合成して作られたもので、その成長因子が8種類目の成長因子、アセチルテトラペプチド-3になります。
このアセチルテトラペプチド-3の主な作用は、毛包の固定力を高めること。つまり髪の毛を抜けにくくすると言うことなんですね。
この他にもいい成分がたくさん
これまでご紹介してきた、8種類の成長因子のほかにも数種類の育毛に効果的な成分が含まれています。
5αリダクターゼ抑制作用
男性用育毛剤のなかでは断トツに多く、9種類もの5αリダクターゼ抑制作用のあるものが配合されています。
ちなみに、チャップアップやBUBKAには2種類しか配合されていません。
ソウハクエキス
成長因子HGFと同様の効果あがると言われています。
HGFとは、休止期に入って眠っている髪の毛を成長期へと導いてくれる作用を持ちます。
長らく生えてこなかった、髪の毛を目覚めさせる救世主的な存在です。
ゲンチアナ根茎/根エキス
ゲンチアナ根茎/根エキスは、発毛促進因子FGF-7の分泌を促進させます。
IGFと同じような性質を持つと言うことですね。
Deeper3Dはどんな人向け?
他の育毛剤(チャプアップやBUBUKポリピュアなど)では効果を得られなかった人。
他の育毛剤と併用で、集中ケア(特に気になるところ)用の育毛剤を探している人。
M字や生え際が、かなりヤバい人。
他の成長因子配合育毛剤を使用したいが高すぎて買えない人。(4万位します)
HARG療法などの再生医療に手を出しそうな人。
恐らくDeeper3Dを検討される方というのは、既に育毛剤を何本か使用している方ではないでしょうか。迷っているのなら、配合成分はトップクラスのDeeper3Dは一度使用してみる価値は多いにあります。
医薬品(フィナステリドやデュタステリド)との併用も大丈夫と思います。もちろんミノタブも。
医薬品で効果の限界に達したら、医薬品以外に頼るしかありません。
停滞する前の使用が一番いいでしょう。
私はミノタブ+Deeper3Dでターボがかかりました。
また、HARG療法を検討されている方。
HARG療法は年に200万円以上かかる、治療法です。
HARG療法に使われている主となる成分が成長因子です。HARGは注射ですが、Deeper3Dは侵透力にもこだわり、EGF協会という機関で、塗布すればきちんと吸収されると実証されています。
一度治療を開始したら継続的に1回15万ほどする注射を打たないといけません。そうなると金銭的にかなり厳しくなるかと思います。その前に、月1万ほどのDeeper3Dを試してみてはいかがでしょうか。
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[…] 生え際の薄毛向け。成長因子配合育毛剤Deeper3Dについて – 脂漏性 … 生え際の薄毛向け。成長因子配合育毛剤Deeper3Dについて. 2014/06/26 2017/05/ 18. deeper3d_00. 育毛剤の中でも断トツに高いDeeper3Dは何ですが、 果たして、 本当に13,800円分のいい成分を配合しているのか調べてみました。 スポンサーリンク …(続きを読む) […]